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水を飲まんと欲するものはその源を思え
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『セレンビディピティ』 ・・・ 思わぬものを偶然に発見する能力・幸運を招き寄せる力 (広辞苑)

語源 作家 ホレス・ウォールポール セレンディップの3人の王子
3人の王子が旅の途中で苦難に遭遇しながらも賢さによって探していたものとは異なる幸運を掴むというお話。

例を挙げると   

古代ギリシャ アルキメデスの発見、ニュートンのりんご、ノーベルのダイナマイト etc

最近ではノーベル化学賞受賞の田中耕一さん。

たんぱく質を分解する装置を開発実験で使用する試料を間違えて、アセトンではなくグリセリンを混ぜてしまい、その試料で実験を継続し、結果ノーベル賞受賞にまで至るという経緯があるそうだ。

この反対に
『ジャパニティ』 ・・・ 誰もがやっていることを追って、必然のところで発見する能力

偶然 という現象の中にも種類や形がある。

即ち、すべて偶然の中から生じているように見えるものも
『同じ偶然がすべての人の周りに起こっていても』気づく人、気づかない人はいるんだ、と痛感する。

・・・自分はどうなんだろうか。
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終日尋春不見春

枝藜(じょうれい)踏破幾重雲

帰来試把梅梢(ばいしょう)看

春在枝頭(しとう)己十分



朝から晩まで訪ね歩いたけれど何処にも春はなく

藜の枝を沢山の山々を踏み越えてきたが

我が家に帰り庭に咲いている梅の枝を取ってよく見れば

梅の梢に既に春が訪れており、春が一杯あった

【中国 宋時代 戴益(たいえき) 『春を探るの詩』一節】

-幸せや幸福はいくら遠くまで捜し求めても手に入らない。
それよりもむしろ身近なところに存在している-

梅 ・・・ 【寒苦を経て清香を発す】

安積得也 氏 詩  『我が立つところ 深く掘らば 何処にも 清泉湧くべし』

 

 

-INTRODUCTION-

なんとなく、自分に響いたものを取っておきたい一念でこちらに別に綴っていけたなら。
そう思って立ち上げました。

ジャンルもバラバラだし、ある意味一貫性がないかも知れません。

でも、表題の下にあえて書いた文には意味があります。

『水を欲するものはその源を思え』 中国の諺です。

水を飲むのなら、その井戸を掘ったものの努力や願いを思い、水を飲みなさい。

という意味があるそうです。物資豊かな日本で、単純に水道水を通り蛇口から溢れる水に『うまい、まずい』というよりもまず、そこにたどり着くまでの行程や経緯を思い返しなさい。
そういわれているようでなりません。

耳に痛い言葉でもあると思います。

もうひとつ、この文を読んで思うこと。

物事には必ず『始まり』があります。
それは、どこから来たものか。起源や派生、成り立ちにはいろんな思いが込められているかと思います。

記憶力の乏しい自分。

感じたものをどうすれば留められるか、
そして、ここにそれらを書き留めておけたなら、
誰か共感できる方がおられるのでしたら嬉しいです。

自己解釈や主観的な部分が多いかとは思いますが、一日ひとつでも何かを見つけ、ここに載せられるよう心がけ、今の自分が感じたことを留めていきたいと思います。

2007.5.31 はなまま

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